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1.女性ホルモンの影響
妊娠中は、出産をスムーズにするために骨盤の関節を支えている靭帯が緩くなります。靭帯を緩めるためにリラキシンと呼ばれるホルモンが分泌されるので、骨盤のみならず全身の靭帯を緩めることになります。
手首も同様に靭帯が緩まり、関節の安定性が弱まります。そうすると筋肉への負担が増し、手首に痛みを起こすことに繋がります。
2.むくみによる影響
妊娠中や出産後は、血液量の増加や脂肪の増加により全身がむくんできます。
手首にもむくみが生じるため、筋肉の腱の通り道である手首内の構造が狭くなり、腱が摩擦を起こし、炎症を起こすことがあります。
3.育児による負担
出産後、抱っこや授乳姿勢による筋肉の疲労が、手首の腱に負担を与え痛みを起こすきっかけになります。手だけで赤ちゃんを支えようと筋肉に負担がかかりやすいので、出来るだけ前腕を使い力を分散することで痛みを予防することが大切です。
妊娠中・出産後の手首の痛みは、関節の緩み・むくみ・繰り返しの負荷などにより、腱に負担がかかり腱を包む筒状の鞘との間で炎症が起こることによって痛みが出ます。
手首には手根骨と呼ばれる骨が8つと前腕の骨が2つありますが、これらの関節の機能を正し、正常な動きが出来るように施術します。
また、繰り返しの負荷により筋肉が過緊張を起こしている場合には、筋肉の緩和操作をし痛みを起こしている部分の負担を減らします。
早期改善と再発防止のために、ストレッチやテーピングなども併用していきます。
腱鞘炎、手首の痛みでお困りの方はぜひ一度そのこのカイロプラクティックにご相談ください。